こんにちは!アラフォー2男児ママのいまいちです。
受け口や出っ歯で噛み合わせが悪く悩んでいませんか?
かく言う私も受け口で30年以上悩んできました。
一生この歯並びで受け口のままで生きていくんだろうなぁと思っていました。
でも、受け口や出っ歯って病気だって知ってましたか?
実は顎変形症(がくへんけいしょう)と言われる、顎の病気なんです。
だから治療することは可能なんです!
しかも、通常歯並びをキレイにする為の矯正は保険適用外ですが、この顎変形症の矯正は国が病気だと認めている為、保険適用になるんです!
矯正費用って高額になるので保険適用はかなり嬉しい!
ただ、良い事ばかりじゃないので、今回はそんな顎変形症の治療内容や費用についてお話ししますね!
この記事がぴったりな人
・受け口や出っ歯を治したいけど金銭面で不安な人
1.顎変形症とは?
噛み合わせの異常(不正咬合)と顔の変形などの症状を示すもの
一般社団法人 日本形成外科学会より引用
つまり、上顎または下顎、ないしは両方の形が悪いせいで噛み合わせが悪くなっているということですね。
私の場合は下顎が成長しすぎて下顎が前に突出した形の受け口です。
これを下顎前突症(かがくぜんとつしょう)と言います。
下顎が前に出ている為、通常であれば上の前歯と下の前歯は噛み合うことはありません。
しかしヒトの体はよくできているもので、何とか上の歯と噛み合おうと下の歯は内側に傾いていくんですね。
私の写真を見てもらうと、下の歯が内側に傾いているのが分かるかと思います。
※閲覧注意!!
↑下の歯が内側に傾いています
↑下の歯が内側に傾いているので前歯でものを噛み切ることができます
この体の機能のおかげで、本来なら噛みあうはずのない前歯で食べ物を嚙みきることができていたんです。
ただ、変な噛み合わせには変わりません。
ヒトの歯は毎日食べものを食べたりするのに数十キロの力で噛んでいるそうなんですね。
だからバランスの悪い歯並びだとどこか一点に力が加わり、歯が割れてしまうリスクが大きいんだそうです。
何より、歯並びが悪いことでハミガキしても歯と歯のすき間にハブラシが入りこめないため虫歯になりやすいというリスクがあります!! 私も小さいときから虫歯が多く、奥歯は銀歯だらけです・・・
ハミガキ後はガタガタの前歯の端っこのほうはまだざらざらのままだったなんてことは日常茶飯事です・・・辛
歯並びが悪くて良いことはないんだと理解いただけたでしょうか?
2.顎変形症と診断される為には
冒頭でも触れましたが受け口や出っ歯は保険適用になる矯正です。
ただし、顎変形症と診断されるためには厚生労働省の『指定自立支援医療機関』の認定を受けた歯科医院でのみ可能となります。
私の場合、最初は通常の歯列矯正をしたら受け口も治ると思ってたので自宅の近くの歯医者さんに行きました。
そこで3万円も払って精密検査をしてもらい初めて顎変形症のことを知りました。
(3万円って高いなぁ・・・)
その歯医者さんに顎変形症治療が行える病院に紹介状を書いてもらい、現在は術前矯正のため大学病院に通っています。
私のばあい自宅近くの歯医者さんで精密検査をしてもらいましたが、一度かかりつけの歯医者さんに相談してみて、顎変形症の可能性があると言われたら顎変形症治療のできる歯医者に紹介状を書いてもらうという方がお金を最小限に抑える手だと思います。
なので、もし受け口や出っ歯で悩んでいるなら一度歯医者さんに相談してみると良いと思いますよ!
3.治療の流れ
顎変形症治療の流れは大きく分けて
術前矯正 ⇒ 手術 ⇒ 術後矯正
となります。
術前矯正
術前矯正で歯並びをある程度キレイに並べます。
というのも、受け口の私の場合下の歯が上の歯と噛み合おうと内側に傾いているためにまずその歯をまっすぐにします。
上の歯もガタガタでそろっていないので、それをまっすぐになるように矯正します。
そうすることで手術により下顎、上顎の位置を変えたときにキレイな噛み合わせになるんですね。
ただ、今まで何とか噛み合っていた上下の歯をまっすぐキレイな歯並びにするため、術前矯正が進むにつれてどんどん噛み合わせが悪くなります。
受け口の人の場合、ますます受け口がひどくなっていくそうです。
これを顎変形症界隈で受け口最強期間というらしいです、、、、辛~😂
術前矯正期間は半年~2年らしいんですが、SNSでは3年くらい術前矯正されている方がいて、不安になりました。。。
できれば受け口最強期間は短くしたいですからね😅
私のばあい、初診の際に歯並びは比較的キレイだから術前矯正期間が半年くらいで手術できる可能性はあると言われましたので、希望があるばあいはお医者さんに正直に伝えてみても良いと思います。
以上が術前矯正です。
手術
術前矯正である程度歯並びを整えたら今度は顎変形症治療のいちばんの難関と言っていいであろう、手術です!
先述した通り、術前矯正である程度までキレイな歯並びにし、手術によって顎の骨を歯が噛みあう位置に移動させます。
この手術は全身麻酔で口の中から行うため、顔に手術跡が残ったりはないそうですが、手術を受けた人の体験談によると手術後は地獄だそうです(怖)
顔がパンパンに腫れ、鼻の通りが悪くなるようで口からしか息ができないのに傷口からの出血や、痰が絡んで息をするのが本当につらいそうです。
ただでさえ傷口が痛むのに息ができないとか、本当に地獄でしかないですね・・・😨
でもこれを越えないと受け口最強期間は終わらないので、ここは何とか乗り越えたいですね!
病院にもよると思いますが、入院期間は約2週間ほどになります。
手術後はドロドロのペースト状のものしか食べられないし顔もパンパンに腫れるので、現実世界(通常の生活)へ戻るにはそれくらいの期間が必要ということなんでしょうね。
この2週間の入院というのが子育てママにとって大きなハードルだと思います!
だから私も一生受け口のままなんだ・・・とあきらめていましたからね。
この手術~入院期間の間、家のことや子どもたちのことがどうにかできれば顎変形症治療は可能ということです。
実家が近ければ両親のお世話になる、または家事代行サービスなどを利用してなんとかママの入院期間中を乗り越えたいですね。
術後矯正
手術後は術後矯正です。
手術で顎を下げても、やっぱり長年過ごしてきた位置が心地良いのか、手術前の位置に骨や歯が戻ろうとするらしいんですね!
これを後戻りといい、後戻りしてしまうとつらい思いをして乗り越えた手術が水の泡になってしまいます。
この後戻りを防ぐため、手術後も矯正装置をつけての生活と、月に一度くらいの通院が必要になるようです。
術後矯正の期間は1年くらいだそうで、術前矯正から術後矯正が終わって顎変形症治療が全て終わるまで4~6年くらいかかるそうです。 長いですね・・・😥
ただ、術前矯正、手術とを乗り越えてきてキレイな歯並びを手に入れた後なので、術後矯正はそこまで辛くないのではないかと考えています。
受け口でしゃくれた顎がコンプレックスで横顔を見られるのが本当にイヤですが、その顎が上顎よりも引っ込んだ位置にあるというだけで術後矯正期間もわくわくしませんか😆
4.まとめ
いかがでしたか?
受け口や出っ歯は顎変形症という病気である可能性が高いことが理解いただけたでしょうか?
顎変形症と診断される為には厚生労働省の『指定自立支援医療機関』の認定を受けた歯科医院に行く必要がありますが、まずはかかりつけの歯医者さんででも相談してみてほしいです!
術前矯正~手術~術後矯正と長い道のりになりますが、歯は一生もの!
歯がなくなり噛めなくなるとアルツハイマーなどの病気のリスクが高まると言われています。
何より、歯がなくて食べたいものが食べられないのはつらいですよね!
今が一番若い! 遅すぎることはないので、行動していきましょう😊
私も顎変形症治療がんばりますので、応援よろしくお願いします!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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